8月11日(金)にドラクエコンサート・・・正式名称は「第20回ファミリークラシックコンサート ドラゴンクエストの世界」を聴きに行ってきました。
場所は池袋にある、東京芸術劇場大ホール。
「交響組曲ドラゴンクエストI~VIII アンケートによるベストセレクション」ということで、今年の1月28日に行われた交響組曲「ドラゴンクエストVIII」新春公演でのアンケート集計結果を基にプログラムが組まれました。
私はその公演を聴きに行ってアンケートも書いたので、どういう経緯で選曲されたのか興味津々でした。
今回のチケットも発売日当日に入手しました。
昨年のVIIIの初演の時は、発売日1週間後に買おうとしたら売り切れていました。そして今年1月の再演では、教訓を生かし発売日に無事入手。
ドラクエコンサートを聴きに行き始めて8年くらいになりますが、年々人気が上昇しているように感じます。
それはチケットの売れ行きだけでなく、演奏会の雰囲気がとてもよくて、会場全体の一体感が心地よいのです。
観客もオーケストラも、作曲者で指揮を務めるすぎやまこういち先生も、ドラクエの音楽を心から楽しんでいる。
ファンにはそれがたまらなく嬉しいのです。
「ファミリークラシックコンサート」と銘打っていますが観客の年齢層は上がっていて、見た感じ20~30代が多いようです。演奏する曲がドラクエなこと以外は、通常のクラシックコンサートとさほど変わらないです。
ちなみに、初めて聴きに行った時は子供が多くて、ロビーでグッズを売っていたり、コスプレイヤーが結構いたりして、イベントのような感じでした。それはそれで楽しかったですけどね。
ドラクエが誕生して今年で20年。
当時子供だったプレイヤーも大人になって親子二代で楽しんだりする訳で、一つのシリーズがこれだけ長く愛されることは素晴らしいと実感しています。
そういう私も、19年前に初めてII(当時はファミコン)をプレイして以来のドラクエファンです。
なので、今回のプログラムでは懐かしい曲も聴くことができました。
ドラクエコンサートの魅力の一つに、すぎやま先生のMCがあります。
曲の合間にちょっとしたトークがあるのですが、これが面白くて毎回楽しみにしています。
今回の選曲の裏話で、「アンケートを集計したら戦闘の曲とエンディングの曲が上位に集中してしまった。集計結果どおりにプログラムを組んだら、その辺りの人たち(金管楽器を指差す)はきつくて死んじゃいますね~(会場笑い)。やっぱりアンケートをジャンル別に分ければよかったかなぁ。」とのこと。
結局ジャンル別に集計し直し、名古屋で行われるコンサートと均等になるように曲を振り分けたそうです。
※アンケートには全曲挙げられており、そこから5曲を選ぶ形式になっていました。
あと、すぎやま先生一押しの「のだめカンタービレ」の話題も取り上げていました。
1月の公演でも話していて、「のだめ知っている人~」の問い掛けに私は手を上げました(^^ゞ
10月からドラマ化ということで、東京都交響楽団も全面協力するとのこと。
上手いオケの演奏を担当するそうで・・・。(ということは、Aオケ?)
すぎやま先生曰く、上手いオケがわざと下手な演奏をしようとしてピッチを外したりしても、フレージングがしっかり出来てしまうので難しいらしい。
そもそも、原作コミック作者の二ノ宮先生が取材したのが東京都交響楽団。
これは楽しみです♪
最初から最後まで素晴らしい演奏を堪能し、まさに珠玉のひとときでした。
ゲームでCDで数え切れないほど聴いているお馴染みの曲でも、生演奏のすごさに感動します。
東京都交響楽団になってから、演奏が洗練されてきたように感じています。
東京都交響楽団で交響組曲を全曲録り直してCD化している最中ですが、すぎやま先生がこのオーケストラに惚れこんでいるのがすごく伝わってきました。
どれも良かったけれど、個人的に特に印象に残ったのは、
・戦闘のテーマ~アレフガルドにて~勇者の挑戦(III)
・エーゲ海に船出して(VI)
・おおぞらをとぶ(III)
・ドルマゲス~おおぞらに戦う(VIII) かな?
「ドルマゲス~おおぞらに戦う」は、1月のVIII新春公演時点ではまだゲームクリアしていなかったのですが(^_^;)、クリア後に生演奏を聴いてゲームでのラスボスとの戦いが思い出されて、前回と印象が変わりました。
一緒に聴きに行っただんなさんは、「やっぱりIIIの曲が印象に残った」そうです。VIII以外は生演奏を聴くのは初めてだから、特にそう感じるのかも・・・。私と同じで、同時代にIIIをプレイして思い入れも強いし。
プログラムの最後は、IIIのエンディング曲「そして伝説へ・・・」
最も多くの投票があった曲です。私も、もちろん投票しました!
名曲中の名曲です。IIIがファミコンで初めて発売されてから18年も経つのに、色褪せることなくこれだけ支持されるとはすごいです。音楽だけではなく、もちろんゲーム内容も素晴らしいし!
ゲームのオリジナル音源(同時に3音しか鳴らせないのに)でも感動したけれど、トランペットのファンファーレから始まる、オーケストラアレンジの壮大な演奏は、本当に鳥肌が立つほど感動しました。
会場は割れんばかりの拍手に包まれ、あちこちから「ブラボー!」の掛け声が!!
ドラクエコンサートでは、期待を裏切らずにアンコールは必ず演奏するので、観客の関心は「アンコールに何を演奏するか?」です。
すぎやま先生が登場し、携帯を取り出すと「復活のいのり」の着メロがホールに響き渡り・・・。
「手抜きはいけませんね(笑)。では、『復活のいのり~トゥーラの舞』をオーケストラアレンジでお送りします」
VIIで使われた曲ですが、ロンドンフィル版のCDには収録されていないので、本邦初公開です。
IVのジプシーダンス~ジプシーの旅を髣髴とさせる、哀愁を帯びた雰囲気の曲です。
都響版のVIIのCDはまだ発売されていないので、新曲として収録されるものと思われます。これは楽しみ♪
第1部の終わりにフルート2本で「宿屋」、第2部の始めにトランペット2本で「レベルアップ」を演奏して、会場は大受けだったのですが、ドラクエファンならお馴染みのME(ミュージック・イフェクト)を全曲オーケストラで収録して、IのCDにカップリングで載せるとのこと!Iの曲だけではCDに収録するには短すぎると思っていただけに、これも超楽しみです♪
個人的には、「呪い」のテーマがどんな感じでアレンジされているか気になるところです(笑)
そしてアンコール2曲目は、IIのエンディング曲「この道わが旅」。
「プログラムにIIが少ないから、恐らくアンコールにはIIの曲をやるだろう」と予想した人も多かったようです。
IIIの迫力のある壮大な曲とは対照的に、冒険をしみじみと振り返るような温かさを持った名曲です。
コンサートのラストを飾るのに相応しい選曲だと思いました。
とても幸せな気持ちで会場を後にしました。
来年も、是非聴きに行きたいと思います。
会場には都響公演案内(冊子)が置かれていたので、もらってきました。
これをきっかけに、都響の他のプログラムも聴いてみたいなぁと思いまして・・・。
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